[発航前点検を実施]
●船体と付属品の損傷の有無
●法定備品と法定書類の搭載確認
●備品の搭載確認
●燃料の確認
●燃料タンク等を船体へ確実に固定
※前年度のガソリンは使用しないこと
[エンジンの点検]
●オイル
●プロペラとプロペラガードの損傷の有無
●冷却水の循環
●暖機運転
●クランプの緩み
●脱落防止ワイヤ
●キルスイッチ
※船外機の運搬はアンダーケース取手部とキャリングハンドルを持って2人で行う(エンジンカバーを持たない)
[操 縦]
●二級小型船舶操縦免許証以上の携帯が必要(ドライバー)
[乗 船 中]
●クラブ内で適切な訓練を受けている者が乗船(ドライバー/クルー)。
●ライフジャケットを必ず着用し、グローブやマリンシューズも極力着用する(ドライバー/クルー)。
●カールコードをドライバーの体に必ず付ける。
●第三者の乗船は、原則として禁止する。
●海上保安庁指定パトロール旗を掲揚する場合は海上安全指導員の乗船が必要。
●海上安全指導員がいない場合はパトロール旗を掲示してはならない。
●関係法規を遵守すること。
●常に適切な見張りをすること。
●危険性を熟知し、自身、同乗者、周囲の者に安全を喚起し、事故防止につとめること。
●海上ではフラッグサインを見落とさないよう頻繁にステーション方向を見るようにすること。
●無線機を携行すること。
●必要のない急旋回や高速航行は避けること(キャビテーションを起こさない)。
●常に検水、クランプの緩み、異常音、異臭、振動、空気圧、燃料の送油に注意すること。
[搭載備品]
●法定備品一式
●ナイフ
●レスキューチューブ
●ロープ
●無線機
●(GPSまたはコンパス)
●(パトロール旗)
[転覆時の対応]
転覆などで船外機が落水した場合は、次のような対応を行う。
1.直ちに引き上げ真水で洗い流す
2.キャブレータのドレンスクリュを緩めキャブレータ内の燃料を排出してドレンスクリュを締める
3.非常停止クリップを外し点火プラグを外す
4.リコイルスタータでフライホイールを数回回し内部の水を完全に抜く
5.点火プラグの穴からオイルを入れる
6.フライホイールを数回まわし内部にオイルをまわしておく
7.できるだけ早く業者で分解・整備を行う