06.地震・津波警報

1.津波対応の原則(優先順位)
 第一『自己の安全確保』
 第二『海浜利用者への周知』
 第三『レスキュー器材の確保』
 ※情報を入手できる立場として、できるだけ周囲に注意喚起する。

2.情報受信時の対応(初動対応)
 防災無線・防災メール等で津波に関する気象情報を受信したら、キャプテンは直ちに全パトロールメンバーに周知を図る。

case1《大津波警報
 ・キャプテンは情報収集・メンバーへの指示、及び海面監視
 ・タワーはオレンジフラッグの掲示・周囲に注意喚起と避難場所(七里ヶ浜高校グラウンド)の周知
 ・他のメンバーは所定の器材※を直ちに確保し、器材搬送の準備が整った者から七里ヶ浜高校グラウンドへ順次避難を開始する。

case2《津波警報
 ・キャプテンは情報収集・メンバーへの指示、及び海面監視
 ・タワーはオレンジフラッグの掲示・周囲に注意喚起と避難場所(七里ヶ浜高校グラウンド)の周知
 ・他のメンバーは所定の器材※を直ちに確保し器材搬送の準備が整ったら七里ヶ浜駐車場に避難する。

case3 《津波注意報
 ・キャプテンは情報収集・メンバーへの指示、及び海面監視
 ・タワーはオレンジフラッグの掲示・周囲に注意喚起と避難場所(七里ヶ浜駐車場)の周知
 ・他のメンバーは所定の器材※を直ちに確保し器材搬送の準備が整ったら七里ヶ浜駐車場に避難する。

 ※case1〜2ではキャプテンと最終避難見込者がライフジャケットを着装する。
 ※携行器材の分担は下記のとおり(最低パトロール人員5名の場合)
キャプテン無線機・携帯電話・ライフジャケット・チューブ・ラジオ
タワー@無線機・チューブ・FAボックス
タワーAチューブ・メガホン
その他@無線機・ライフジャケット・チューブ・アンビュバック・FAボックス
その他A無線機・ライフジャケット・チューブ・毛布・バックボード
 ※IRBやレスキューボードは、避難や交通の妨げになったり、避難者を傷つける可能性があるので放置する。


3.初動対応後の避難
必要に応じ、『津波来襲時緊急避難空地』に避難する。
 ◆直近の津波来襲時緊急避難空地
  ・七里ヶ浜高校(海抜22.9m)
  ・七里ヶ浜ゴルフ場(海抜38.2m)。
 ◆避難経路は江ノ電七里ヶ浜駅の踏切を通り、七里ヶ浜高校裏門へ(移動距離約200m)
 ※避難の際には靴を履くこと。
 ※行合川河口の階段は出口が狭いため、避難者で混み合う恐れがあるので、大きな機材を持つものは正面の階段を使うこと。
 ※134号線は、避難しようとするクルマと歩行者が入り乱れてパニックになる可能性があるため、横断に際しては十分に注意をすること。
 ※避難後、機材を取りに帰らないこと。


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